
パーキンソン病の治療には不可欠な薬についてすこし詳しくみてみます。
パーキンソン病の症状の原因は、脳内のドーパミンが充分な量に足していないために起こるものですから、治療のためのお薬は基本的にはドーパミンを補ったり、放出を促したりする作用を持つものとなりますが、ただ闇雲にドーパミンを薬によって補うというのはあまり良くないとされており、パーキンソン病の初期には全く投薬されないこともあるそうです。
ドーパミンは神経伝達物質の一つで、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもあり、運動機能や調整、ホルモン調節、意欲、快の感情などに関する働きを身体の中で司っている大切なものです。
パーキンソン病の初期にはレボドパ(L-ドーパともいう。経口でもわずかながら脳に達しドーパミンに変換されるドーパミンの前駆体)ではない他の薬で、神経を保護したり、ドーパミン受容体の刺激を行うことがのぞましいとされています。
薬物療法で利用される薬のグループは7つのグループに分けられており、まず、パーキンソン病によって分泌が充分でなくなったドーパミンを補うための薬のグループ、さらにドーパミンの放出を促すためのドーパミン放出促進薬のグループ、次に抗コリン剤のグループ、パーキンソン病の症状の改善に加えて、神経を保護してくれる作用があるのではと期待されているドーパミン受容体刺激薬のグループ、ドーパミンの分解を抑える薬のグループ、ドーパミンの補充療法で利用されるレボドパを分解してしまうCOMTと言う酵素の働きを阻害し、レボドパの働きを持続させるためのCOMT阻害薬のグループ、
パーキンソン病の症状の一つである、足のすくみを改善するためのノルアレドナリンを補充する薬のグループとなっています。
パーキンソン病の治療は主にこれらの薬によって、勧められることが多いのですが、それぞれの薬の組み合わせや副作用についてなど、専門医とよく相談の上、服用する薬への理解が大切だと言われています。
理解されにくいパーキンソンでは、パーキンソン病について解説しています。ぜひ参考にしてください。
パーキンソン病は、だんだんと症状が進行してゆく病気です。 その症状の進行の度合いの分類手のために、段・・・・